フィリピン共和国での事業拡大に向けたLOIに調印
当社は、2月10日、フェルディナンド・マルコスフィリピン共和国大統領の公式訪日に際して開催されたLOI/MOU調印式に参加し、今後もフィリピン共和国で事業を拡大する意思を表明したLOIに調印しました。
上段左から フィリピン共和国貿易産業大臣アルフレド・パスクアル/当社代表取締役社長 亀谷淳一
下段中央 フェルディナンド・マルコス・ジュニアフィリピン共和国大統領
■フィリピン共和国LOI/MOU調印式概要
本調印式は、フィリピン共和国大統領以下、主要閣僚、財界要人ならびにフィリピン共和国と関わりのある対象の日本企業が臨席する調印式となります。
フィリピン共和国における当社の事業
当社の連結子会社であるPricon Microelectronics, Inc.(以下、PMI 所在地:フィリピン ラグナ州)は、当社が1994年に全株式を取得し、子会社となりました。また、2007年にTest Solution Services, Inc.(所在地:フィリピン ラグナ州)の全株式を取得し、半導体検査サービス事業を開始しました。
PMIは、2013年、最初の工場をLight Industry & Science Park 1 (LISP 1) に建設し、半導体テストソケット、コネクタの組立生産を開始しました。更に2016年に第2工場を建設し、生産を拡張しました。
現在、当社はバタンガス州マルバーにある Light Industry & Science Park 4 (LISP 4) に半導体テストソケットとコネクタの生産能力をより高めるため、第3工場棟を建設する予定です。完成予定は2024年前半を目指します。
このようにフィリピン共和国は、約2,600人の従業員を雇用する重要な拠点であり、半導体テストソケットやコネクタを生産する拠点の一つとなります。
今後もフィリピン共和国は、発展・成長を続ける東南アジアの重要な国として、良好な関係を築きつつ、生産を拡大させていくとともに、当社グループの発展につなげて参ります。