サステナビリティ基本方針
山一電機グループは、創業以来培ってきた柔軟な技術力と発想力を活かし、常にその時代のお客様のニーズに応えてまいりました。今後は更にサステナビリティの追求の枠を広げ、ステークホルダーの皆様と共に、持続可能な社会を作り上げるために未来を共創していくことを目指します。
その達成のため、経営理念である「人の尊重」、「企業価値の最大化」、「企業品質の向上」、「技術立社への挑戦」および「社会的役割の達成」に基づき、社会の課題を解決する技術を提供することで経済価値を高め、社会価値を創出する好循環を実現していきます。
今後も山一電機グループは、人‧企業‧社会‧地球とのより良い結びつきを意欲的に創造し、持続可能な未来に貢献します。
サステナビリティ推進体制
2023年3月、代表取締役社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置しました。
サステナビリティ委員会では、気候変動問題への取り組みなどの審議を行っており、委員会で決議された内容は取締役会へ報告する体制をとっています。
目標が着実に達成されているかを管理するため、目標と実数値に乖離がある場合、または改善の余地がある場合には、サステナビリティ委員会を中心に、目標達成に向けて取り組みます。
サステナビリティ経営
当社は、テストソリューション事業、コネクタソリューション事業、光関連事業を通じ、社会課題解決への貢献とESGを軸とした企業活動を実施することで、財務戦略と非財務戦略の統合経営を目指します。マテリアリティ(重点課題)については、サステナビリティ委員会を中心に、目標と指標を定め取り組んでまいります。
- 6つの資本
-
山一電機グループは社会の変化やニーズを捉え、社会課題の解決に貢献することで成長してまいりました。私たちは創業以来の柔軟な発想と技術力で、6つの資本の戦略的な活用と増強を図り、さらなる価値の創造に取り組んでいきます。
-
財務資本
当社グループは「成長戦略」と「構造改革」を実行しています。健全な財務体質を維持しつつ、経営基盤を強化することで、成長分野への適切な資源配分と利益還元を行います。
-
人的資本
当社グループは経営理念のひとつに「人の尊重」を掲げています。経営戦略と人材戦略の連携を強化することで、会社の発展と個人の幸せの共有を目指します。
-
製造資本
優れた製品を提供するため、精密加工技術の内製化と技術力の向上、生産の増強に努めてきました。今後も生産の高度化と効率化を追求し、お客様から信頼される企業であり続けます。
-
社会関係資本
国内外のグループ各社や取引先と連携し、技術革新に追従します。世界各地のお客様に製品を届け、エレクトロニクス産業の発展と社会課題の解決に貢献していきます。
-
知的資本
当社グループの歴史は、真空管ソケットの製造・販売からスタートしました。これからも技術の創造と革新に挑戦し、未来につながる製品やサービスを提供します。
-
自然資本
財務戦略と非財務戦略の統合を目指し、サステナビリティ経営に取り組みます。事業活動による環境資源への負荷を低減することで、循環可能な社会の実現に貢献します。
-
- 当社におけるマテリアリティ
-
- ・事業を通じた社会課題解決への貢献
- ・環境負荷低減に向けた取り組み
- ・人材マネジメント
- ・ガバナンスの強化
- 事業を通じた社会課題解決への主な取組み
-
- ・通信関連
デジタル化の進展によるネットワークの高速化・大容量化・省電力化、そして社会インフラの構築に貢献します。 - ・自動車関連
安全でクリーンな自動車社会の実現と新しいモビリティー都市開発に貢献します。 - ・産業機器関連
労働人口動態にも対応する自動化技術や制御システム、またIoTの進展に貢献します。
- ・通信関連