【新製品】業界最小クラス、車載カメラ用中継コネクター 「HC001シリーズ」を開発
〜 カメラ側コネクターを共通化し、ピグテールタイプ/中継ダイレクトの選択が可能〜
当社は、カメラ側ソケットを共通化し、ピグテールタイプ/中継ダイレクトの選択ができる、車載カメラ用中継コネクター「HC001シリーズ」を開発しました。カメラ側の基板上に実装するコネクターは、業界最小クラスとなり小型化を実現しました。販売は2022年4月を予定しています。
車載カメラ用中継コネクター「HC001シリーズ」
HC001シリーズの特長
- ピグテールタイプ/中継ダイレクトの共用が可能
- 小型化を実現(基板側コネクター φ3.5 )
- 嵌合(かんごう)誤差を吸収(嵌合(かんごう)方向 / X,Y,θ 方向 : ±0.3mm)
- 防水対応(ねじ止めするだけで防水可能)
- 伝送特性(4.0 GHz)
- グランド(GND)を強化(プラグ側、基板側共にGND端子有)
カメラユニットに対しコネクター形状を共通化
基板側コネクター(カメラモジュール側)
業界最小サイズ(φ3.5)*米粒との比較写真
HC001シリーズ誕生の背景
ADAS(先進運転支援システム)、自動運転など、テクノロジーの進化や、自動車事故の多発により安全運転支援機能が注目される昨今、「車の目」となる車載カメラが重要な役割を果たすようになっています。車載カメラは、ドライブレコーダーをはじめ、事故防止用センサーカメラ等様々な用途を担っています。車両1台当たりのカメラ搭載数量が増加し、小型化、ユニットの共通化を要望する声を多くいただきました。
以上のような背景より、当社技術を用いて業界最小クラス「HC001シリーズ」をこの度開発しました。
HC001シリーズの利用シーン
ドライバーモニタリングシステム(DMS)、サラウンドビュー、バックカメラ、ドライブレコーダー等の車に搭載するカメラ全般で使用することができます。
また、4.0GHzという伝送特性を持ち合わせていることで、情報通信量が多い高速信号ユニット(ETC、GPS等)での利用が可能です。
HC001シリーズ発売時期
2022年4月を予定