【新製品】次世代高速インターフェイス伝送コネクタ「HF507S-Uシリーズ」を開発
この度、当社はザインエレクトロニクス株式会社*1が開発した次世代高速インターフェイス規格V-by-One® US*2技術仕様に
準拠した高速伝送コネクタ「HF507S-Uシリーズ」を開発しました。
本格的な製品化は18年度中を予定しております。
「HF507S-Uシリーズ」は当社がコネクタで培った高速伝送技術と、ザインエレクトロニクス株式会社との協業によって開発に成功した次世代高速インターフェイス規格V-by-One® US準拠コネクタです。
当社が開発したV-by-One® US準拠ケーブル「YFCSシリーズ」*3との組合せにより最適な伝送性能を実現出来るよう設計しているため、多チャンネル高速伝送路に必要な低クロストークノイズ、低伝送損失、インピーダンス整合を兼備えた伝送路の実現が可能です。
HF507S-Uシリーズレセプタクルの芯数は41芯・51芯で、「ケーブル直挿入タイプ」と「アダプタ付きケーブル挿入タイプ」を予定しております。
2020年のオリンピックイヤーに向けて増加が見込まれる8K高解像度画像機器や、医療市場などを中心とした8K映像などに対応する電子機器の開発に寄与してまいります。
尚、本コネクタの開発は映像伝送にとどまらずテレコム、データセンターの通信インフラ、測定装置などの28Gbps、56Gbpsクラスの伝送ユニットへの展開も検討しています。
写真:【新製品】次世代高速インターフェイス伝送コネクタ「HF507S-Uシリーズ」
*1 ザインエレクトロニクス株式会社
高速インターフェイスや画像処理の分野で世界をリードするミックスドシグナルLSI企業。
(本社所在地:東京都千代田区美土代町9番地1,代表取締役 高田康裕)
*2 V-by-One® US
ザインエレクトロニクス株式会社が策定した4Kテレビ機器内部インターフェイスでデファクト・スタンダード(事実上の世界標準) として用いられているV-by-One® HSの次世代高速インターフェイス技術。V-by-One® HSに比べて4倍の高速伝送が可能となり、4K映像の伝送時の伝送路本数を保持したまま、V-by-One® USによる8K映像の伝送路を実現する。
*3 YFCSシリーズ
当社が開発したV-by-One® US準拠ケーブル