佐倉事業所第2棟が完成 半導体テストソケットやコネクタの生産体制を強化
当社の生産拠点である佐倉事業所(千葉県佐倉市)の敷地内において、2023年2月より新設を進めていた「佐倉事業所第2棟」(以下、第2棟)が完成し、本日竣工式を執り行いました。3月より順次稼働を開始します。
当社は、半導体テストソケットやコネクタの生産拠点として、1986年より佐倉事業所を稼働しています。世界的な半導体需要の拡大による半導体テストソケットの安定供給および、コネクタソリューションの多様化する顧客ニーズへのスピーディな対応を目指し、この度第2棟を建設いたしました。
1階をプレスエリア、2階をめっきエリアとし、材料搬入からプレス、洗浄、熱処理、めっき、梱包まで、生産の流れを効率的に行えるレイアウトとしています。
<佐倉事業所第2棟 概要>
・所在地:〒285-0802 千葉県佐倉市大作1-4-1
・構造:鉄骨造地上2階建て
・敷地面積:52,327㎡
・建築面積:3,121㎡
・延床面積:5,550㎡
・用途:部品生産(プレス/めっき)
・投資総額:約15億円
・工事期間:2023年2月1日~2024年1月31日
・竣工日:2024年1月31日
環境にやさしい生産拠点
第2棟は、「建築物省エネルギー性能表示制度(Building Energy-efficiency Labeling System、以下「BELS※1」)」で5段階評価の最高ランクを獲得し、「ZEB※2 Ready」認証を取得しました。外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備えています。
◆省エネルギー設備について
・外壁材
断熱性と耐火性に優れたフェノール樹脂製の外壁材と、石膏ボードの複合製品を採用
・事務エリア窓
通常6mmの空気層を12mm確保し、断熱性を高めた窓を採用
・乗用EVの充電設備
通常は熱として捨てられるエネルギーを電源に帰還させて再利用する電力回生システムを採用
・電気設備
屋外の明るさに合わせて調光し、省エネを実行する電気設備を採用
◆NAS電池を利用した太陽光発電システム
第2棟の屋根には580枚の太陽光発電パネル(パネル発電量:約333.5kW)を設置する予定です。太陽光パネルとNAS電池※3を併用したエネルギーマネジメントシステムにより、電力会社からの買電時と比較し、年間約190トンのCO₂を削減できる見込みです。
※1 BELS:Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称で、2014年に一般社団法人住宅性能評価・表示協会により開始された、建築物の省エネルギー性能の表示制度です。BEI(省エネルギー性能指標)値を算出し、その値によって星の数で5段階評価が行われます。さらに省エネルギー性能に優れた建物はZEBとして認証されます。
※2 ZEB:Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、省エネ対策により一次エネルギー消費量を削減した上で、再生可能エネルギー等の導入によりエネルギー収支をゼロにすることを目指した建築物です。定義のうち、「ZEB Ready」は基準一次エネルギー消費量を省エネで50%以上削減している建物を指します。
※3 NAS電池:昼夜間の電力需要の格差を解決する手段として開発されたシステムで、電力の貯蔵と放電ができます。